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2014年7月31日木曜日
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ツルゲーネフの小説數篇

人生の中で忘れえぬ一時期といふものがあるのだらう。しかしその時期の前と後とで自分に變化があるとは限らない。『貴族の巣』のラフレツキーは、物語の終つた後、以前の人生に戻つて行つたと思はれる。『父と子』のアルカージーは結局善良なる紳士として死んでいつたであらうし、『アーシャ』の語り手...

2014年7月22日火曜日
【連載】前号への評 第7回 - 創刊号総評(吉村勇志)

【連載】前号への評 第7回 - 創刊号総評(吉村勇志)

 論説集発行委員会編集部です。いよいよ梅雨も明け、樹々の葉を透かす夏日が灼けるような烈しさで皮膚を射る季節となりました。  第7回は、 吉村勇志 (よしむらゆうし)君による創刊号の総評になります。工学の見地からとらえた論説集全体のシステム論は、三村君の総評との対照はさる...

2014年7月18日金曜日
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東博東洋館 明代の書

東京國立博物館の東洋館には現在明代の書が展示せられてゐる。そ の中でも陳烈といふ人物の書は、文徴明死して後に没落の道を辿つ た呉派の殘照を見るやうで興味深い。字の形は文徴明や祝允明とさ ほど變はらないのであるが、構成及び雰圍氣が弛緩してゐる。その 原因としては色々考へられる。一つ...

2014年7月14日月曜日
【連載】前号への評 第6回 - 創刊号総評(三村一貴)

【連載】前号への評 第6回 - 創刊号総評(三村一貴)

 論説集発行委員会編集部です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。委員会は第3号への出発会を無事終えました。新たな筆者や読者との対話がここにまた生まれようとしています。  第6回は、 三村一貴 (みむらかずき)君による創刊号の総評になります。現代の荻生徂徠ともいうべき知見...

2014年7月6日日曜日
【連載】前号への評 第5回 - 日野公純『断章的序説 ―笑い―』

【連載】前号への評 第5回 - 日野公純『断章的序説 ―笑い―』

 論説集発行委員会編集部です。編集長もようやく日本に帰国し、日本時間を意識して投稿できるようになりました。じめじめとした重苦しい空気が、いかにも豊潤な夏の近さを想わせます。  第5回は 日野公純 (ひのこうじゅん)君の『断章的序説 ―笑い―』です。落語の演者でもある日野...

 
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